事例 578 当事務所が等級申請して14級に認定され、約5倍の示談金を獲得した事例
- 愛知県 男性 40代 会社員
- 受傷部位: 首, 腰, 背
- 受傷内容: 頚部挫傷,背部挫傷,腰部挫傷
- 示談妥結法:任意交渉(示談)
- 弁護士費用特約あり
等級 | 14級9号 | 示談金 | 64万円 307万円 |
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事故内容
午後2時ごろ、被害者が自動車で信号待ちをしていたところ、居眠り運転の加害者が後方から突っ込んできて追突しました。追突の衝撃で、被害者車両は前の車両にも衝突し、3台の玉突き事故になりました。
事故当日が土曜日で、事故直後は目立った痛みが生じていなかったこともあり、被害者は、警察への届出の後、その日は帰宅しました。しかし、翌日から首肩背中に痛みが発症し始めたため、週明けの月曜日に整形外科で診断を受け、以降、仕事の合間を縫って週4~5回のペースで整形外科に通院してリハビリを受けました。その後、治療開始から6カ月に差しかかったところで、まだ頚部周辺に痛みが残っていたものの、医師の判断で症状固定となりました。
加害者側の保険会社からは、最終支払額を642,652円とする示談金が提示されました。
相談内容
加害者側の保険会社から提示された示談金の妥当性を知りたいとして、ホームワンの『示談金 無料査定サービス』を申し込まれました。
ホームワンの対応と結果
弁護士は、被害者が週4~5回のペースで半年間にわたって整形外科に通院していたにも関わらず、未だ頚部に痛みが残っていることに注目して、被害者と協議の上、示談交渉に入る前に後遺障害の等級申請(被害者請求)をおこなうことにしました。医療照会等の準備を経て被害者請求をおこなった結果、被害者の後遺障害は、提出資料から他角的に神経系統の障害は証明されなかったものの、治療状況等を踏まえた結果、将来においても回復が困難と見込まれる障害と捉えられ、「局部に神経症状を残すもの」として14級9号に認定されました。
後遺障害等級14級9号に認定されたことで、被害者の損害は後遺障害部分(後遺障害慰謝料、後遺障害逸失利益)にも発生したため、示談交渉の結果、当初提示額645,652円だった示談金は、最終的に3,074,200円と5倍近い金額での示談となりました。
また、本件は被害者が弁護士費用特約に加入していたため、被害者は獲得示談金の全額を手にすることができました。
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