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文化放送『くにまるジャパン 極』に中原俊明代表弁護士が出演/576回テーマ 「ながら運転の厳罰化」編 2020年04月28日

弁護士の中原です。

先週の『くにまるジャパン 極』では、「ながら運転の厳罰化」というお話をしてきました。

今もたまに運転中にスマホをいじっているドライバーを見かけます。ご記憶かと思いますが、一昨年、ポケモンGOで遊びながら運転していたドライバーが、歩行者をはねて死亡させたという、なんとも痛ましい事件がありました。これをきっかけに、去年の12月に道路交通法が改正され、ながら運転の罰則が強化されました。

道路交通法では、スマホなどを「手に持って」通話する行為と、スマホやカーナビの画面を「じっと」見る行為が罰則の対象です。停止中であればこれらの行為は問題ないとされていますが、ただ、裁判になると「信号待ちは停止中じゃない」と評価される可能性があるので、信号待ちの間も控えておくべきかと思います。

とは言え、走行中にカーナビの確認ができないと不便なこともありますので、危険が生じないようチラチラ見る程度であれば問題ないと思います。ネット上では、2秒以上は規制対象なんて情報がありますが、明確な根拠はないので信用しない方がよろしいと思います。

それから最近多いのが、ハンズフリー通話です。道路交通法では、手に持たないのでOKといえるかも知れませんが、都道府県の条例では、外部からの情報を妨げてはいけないという、これより厳しい規制があります。そのため、イヤホン装着はダメです。ブルートゥースでの通話は、条例でも規制対象にならないとは思いますが、そうは言っても、集中力が散漫になりますから、込み入った内容の場合は控えるべきでしょう。

また罰則ですが、運転中にスマホで通話したり画面を注視した場合については、これまでは罰金5万円のみだったのが、今回の改正で6か月以下の懲役、または10万円以下の罰金ということになりました。罰金の額で言えば5万増えただけ、大したことないと思われるかもしれませんが、事故を起こしたわけでもないのに、通話だけで6か月以下の懲役というのはかなり重いと思います。

事故を起こした場合はもちろん、スマホでの通話に夢中になり信号無視や、一時停止違反などしてしまうと、1年以下の懲役、または30万円以下の罰金に処される可能性が出てきました。以前は3か月以下の懲役または5万円以下の罰金でしたから、これもかなり重くなったと言えるのではないでしょうか。

もちろん、免停や免許取り消しになることもあります。今回、反則点数についても厳しくなり、通話していたことで交通の危険を生じさせた場合は、これまでの2点が6点、3倍増で、一発免許停止です。通話していただけでも、これまでの1点が3点の3倍増、反則金も3倍程度に増額されました。

去年12月から3か月間の取締り件数は、前年比で60%以上減っています。この調子で、安全運転への意識が高まって行って欲しいと願っています。

【出演情報】
◇日時
 毎週火曜 9:45~
◇放送局
 文化放送(関東エリア)
◇番組名
 『くにまるジャパン極』
◇コーナー名
 「得々情報 暮らしインフォメーション ホームワン法律相談室」
◇576回テーマ
「ながら運転の厳罰化」
◇出演
 番組パーソナリティ 野村邦丸さん
 番組火曜日パートナー 西川文野さん
 法律事務所ホームワン 中原俊明 代表弁護士

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