
弁護士 大谷 真司(おおたにまさし)
東京弁護士会所属
- 東北大学理学部理学科 卒業
- 東北大学法科大学院 修了
- 司法修習(徳島)
- 弁護士登録(東京弁護士会所属)
委員歴
2013年4月1日〜2014年3月31日 東京弁護士会 弁護士倫理特別委員会
2018年4月1日〜2020年3月31日 東京弁護士会 男女共同参画推進本部
ごあいさつ
弁護士の立場からすれば、ご相談者様は、多数の相談者の中の一人にすぎないのかもしれません。しかし、ご相談者様にとっては、相談をした弁護士が唯一の存在です。
私は、「相談者様にとっては、自分が唯一の弁護士だ。」という意識を、決して忘れることなく、懇切丁寧な仕事をしていくことを心掛けております。
弁護士になったきっかけ
就職活動のとき、本屋にこもって…
大学3年生の就職活動の時期になって、進路について真剣に考え始めました。最初の頃は、安定してお金が稼げるだろうと思って、一般企業でサラリーマンになろうとエントリーシートを書いていました。ただ、本当にサラリーマンが自分にあっているだろうか疑問に思いはじめて、ジュンク堂という大型本屋に1週間くらい通い詰めて、片っ端から就職関連の書籍を読み漁りました。書籍を眺めながら自分が何に向いているか考えていたところ、ある本の中で弁護士が専門性を活かせる仕事だということを知りました。趣味でもとことん突き詰める性格なので、弁護士という職業が自分に合っていると思い、一念発起して法科大学院を目指すことにしました。
弁護士としてのフィルターを通して考える
弁護士になってみて振り返ると、自分の選択は間違っていなかったと思います。知識や経験を積み重ねていくことで専門性を高めていくことができることや、客観的に物事を考えられるという自分の性格も弁護士という職業に向いていると思っています。依頼者にとって最大の利益を得るためには、ときには依頼者の言い分だけを鵜呑みにしないことも重要です。もちろん依頼者の置かれている状況を理解することはとても大切ですが、依頼者と同じ立場になるだけではなく、弁護士としてのフィルターを通して依頼者と接することが、依頼者の利益を最大化できることに繋がります。
交通事故問題で心がけていること
ホームワンは手取り額の最大化を目指す
交通事故で依頼を受けるときは被害者にとって適正な結果になることを心がけています。適正な結果になることが、被害者にとっての納得と満足に繋がります。ホームワンでは、基本的に被害者が保険会社から示談案を受け取ってから、ご相談をお受けしています。これは、弁護士が受任することによって、いくら示談金が増えるかを知ることができるというメリットがあります。保険会社から示談案を受け取る前に弁護士が受任してしまうと、弁護士に依頼をすることによってどの程度の経済的なメリットを受けられるかがはっきりと分からないまま解決してしまうことがあります。また、もし仮に保険会社が適正な金額の示談案を提示していたとすれば、結果的に弁護士が介入する意味があまりなかったことになるため弁護士費用が余計にかかってしまい、被害者の手取り額は減ってしまいかねません。そのため、まずは保険会社が適正な金額を提示しているかどうかを確認し、適正でない場合に限って被害者の経済的利益を最大化するために交渉していきます。
ベテラン弁護士からの印象的な言葉
寝たきりで意思疎通できない交通事故被害者の成年後見人の方からご依頼を受けた経験があります。示談交渉で保険会社が適正な金額まで上げなかったので、結局、裁判を起こすことになりました。そこで、印象的だった出来事があります。相手方の保険会社の顧問弁護士と待合室でばったりと出くわして、ぽろっと「ここまで力を入れてやっているんだね」と言われました。対峙する相手のベテラン弁護士から、こういう言葉をかけられて、自分が交通事故問題に真摯に向き合ってきたことを実感しました。この事件は、成年後見人の方の納得のいく結果で終わりました。
依頼者から伝えられたもう一つの言葉
事故に遭い、お子さんに重い障害が残ってしまったケースでは、保険会社と示談が成立した後に、親御さんから「解決したことで家族全員が前に進められた」という言葉をかけられたことがあります。被害者にとって適正な結果になることを心がけてきたことが、こうした言葉に繋がっていると思います。
踏み出す一歩のきっかけになれば
一つ一つのご相談を積み重ねた結果、これまで3000件を超えるご相談をお受けし、600件を超えるご依頼を解決に導いてきました※。解決実績の中には、後遺障害の等級を上げたり、過失割合をくつがえすケースもあり、真摯に交通事故に取り組んだ結果が出ていると考えています。交通事故被害に遭われたことを過去にさかのぼって変えることはできませんが、解決に導くことで新たな生活の一歩を踏み出すきっかけになればと思います。
2021年9月現在
ひとこと
小さい頃は、山や川に囲まれて育ったこともあり、今でも、BBQやキャンプをしたり、川で泳いだりと、自然の中で時間を過ごすことに幸せを感じます。趣味は、幼稚園のころから習っている、ピアノの演奏です。昔はクラシック系の音楽がほとんどでしたが、最近はJ-POPに手を伸ばしています。歌を歌うことも好きなので、将来的には、弾き語りができるようになりたいと思っています(ただ、最近はほとんど練習できておりません)。また、最近では、釣りにはまっています。船やボートからではなく、岸からの釣りなのですが、少し特殊な遠投カゴ釣りという釣り方をしており、岸からどれだけ遠くのポイントを攻めることができるかということを突き詰められる点が魅力です。今では、遠投するための技術や知識が非常に深くなり、世の中が落ち着いてきたら、大手釣り具メーカーが主催している遠投大会にも出たいと思っております。
好きな食べ物は、焼肉とお寿司です。昔は脂肪分の多いものが好きでしたが、ここ最近は好みが変わってきました。焼肉ではタンやハラミを必ず注文します。お寿司では脂肪分は多いのですが、若い頃から変わらずえんがわを必ず注文します。
休日は、依頼を受けている仕事に関係する専門書を読んだり、趣味を楽しんだりと様々です。新型コロナウィルスが流行する前ですが、休みの前日には飲みに行くことが多かったです。まずはビールを数杯飲んだ後、ウイスキー(ハイボール)、ワイン、焼酎、日本酒または紹興酒等、その日の料理に合わせて色んなお酒を嗜みます。お酒の話ですと、あまり有名ではありませんが、アブサンというお酒もくせになる美味しいお酒ですが、このお酒は飲みすぎ注意です。
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