解決事例

事例 742 過失責任0%を認めさせ、712万円増額した例

  • 宮城県 男性 30代 会社員
  • 受傷部位: 首,腰,手
  • 受傷内容: 頚椎捻挫,腰椎捻挫,右手根骨骨折
  • 示談妥結法: 任意交渉(示談)
  • 弁護士費用特約あり
等級 12級13号 示談金 353万円  1065万円

事故内容

午後7時頃、被害者が路側帯あたりを自転車で走行していたところ、正面から来た自動車とすれ違う際、自動車のサイドミラーが被害者の右手にぶつかりました。即日、病院で検査を受けたところ、右手関節TECC断裂、頸椎・腰椎捻挫と診断されました。被害者は今回の事故の2年前にも交通事故で右手を負傷しており、右手関節痛で14級9号の後遺障害等級を認定されていたこともあり、3ヶ月が経っても右手関節の経過が良くなかったため、手術を受けることとなりました。手術後1ヶ月間、右手をギプスで固定し、その後はサポーターを装着してのリハビリが続きました。事故から1年が経過したところで、医師の判断で症状固定となりました。

症状固定時点で、被害者の右手関節には痛みと痺れが残存したため、後遺障害として申請したところ、「右手関節の頑固な神経症状」に該当するとされ12級13号に認定されました。

相談内容

後遺障害等級認定後、加害者側の保険会社から被害者に10%の過失があるとした、最終支払額を3,531,276円とする示談金の提示がされました。被害者は、提示された示談金が適正なものなのかを知りたいとして、ホームワンの『示談金無料査定サービス』に申し込まれました。

ホームワンの対応と結果

被害者に提示されている示談金について、ホームワンの弁護士が査定したところ、傷害慰謝料、後遺障害慰謝料、後遺障害逸失利益で増額の見込があることが分かりました。ただし、今回の事故は過去の事故と受傷部位が同じであり、過去の事故で14級9号の認定があることから、後遺障害に関する損害については、加重障害(もともとあった障害が新たな事故で悪化すること)に該当し、過去の事故で認定された14級9号分の損害賠償金が差し引かれる可能性も判明しました。また、加害者側が主張している過失責任10%については、事故の状況を調べると被害者に過失責任は生じない可能性があることが分かりました。これらの査定結果を被害者に伝えたところ、増額を目指した示談交渉をホームワンに依頼することとなりました。

加害者側の保険会社との交渉では、弁護士の査定どおり、後遺障害部分については加重障害が考慮されたものの、過失については被害者の責任を0%とすることを認めさせ、最終支払額10,652,557円とする示談を締結し、大幅増額を勝ち取ることに成功しました。