文化放送『くにまるジャパン』に中原俊明代表弁護士が出演/385回テーマ 「自転車事故」編

0120-316-279ご相談予約受付/5:30-24:00
(土日祝も受付)
Webから査定申込

文化放送『くにまるジャパン』に中原俊明代表弁護士が出演/385回テーマ 「自転車事故」編

2016年08月02日
弁護士法人 法律事務所ホームワン

代表の中原です。

本日のくにまるジャパンでは,「自転車事故」をテーマにお話ししてきました。

ほとんどの場合は,自転車が被害者となる事故ですが,今回のテーマは,逆に自転車が加害者になる事故についてです。
加害者が自動車やオートバイであれば,自賠責保険への加入が義務付けられ,加害者自身に資産がない場合でも,被害者は最低限の賠償が受けられます。ところが自転車はそうではありません。
最近では,自転車向けの保険も少しずつ増えてきてはいますが,加入していらっしゃる方の割合はごくわずかです。万一,事故を起こしたら,加害者自身がすべての賠償金を払わなければなりません。警察庁によれば,自転車が加害者となる事故は,平成25年で,1万9617件起きています。日常的に自転車を使われている方にとって,決してヒトゴトではないと思います。

事故を起こした相手がお年寄りだった場合は,相手が亡くなることも珍しくありません。また,未成年が事故を起こした場合,監督責任のある両親が賠償責任を負うということもあり得ます。
実際,11歳の男子小学生が,夜,帰宅途中に,62歳の女性と正面衝突して,女性が頭蓋骨骨折,意識の戻らない状態になったという事故が起きています。この事件では,裁判で,母親に「9250万円」の支払いが命じられました。高額の支払いを命じられたケースは,他にも多く起こっています。
1億円というのは,一般家庭が支払える限度を軽く超えています。万一のことを考えると,自転車についても,任意保険には入っておきたいところです。また,加害者が保険に入っておらず,しかも資産がなければ,賠償金の支払いを裁判で命じられても,実際には支払ってもらえません。ですから,一般の方も,人身傷害保険に入っておくことが必要な時代になってきています。
自転車でも歩行者でも,特に都心部をよく通られるという方は,任意保険や傷害保険に加入されておくことをお勧めします。

とはいえ,まず大切なのは「事故がないこと」です。道路交通法では,自転車が歩道を走る場合には,「車道に近い側」を「徐行」しなければならない,歩行者の通行の邪魔になる場合は自転車が「一時停止」しなければならない,と定められています。自転車に乗る際は,しっかり交通ルールを守って,自転車を上手に利用していただきたいと思います。

【出演情報】
◇日時
 毎週火曜 9:45~
◇放送局
 文化放送(関東エリア)
◇番組名
 『くにまるジャパン』
◇コーナー名
 「得々情報 暮らしインフォメーション ホームワン法律相談室」
◇385回テーマ
 「自転車事故」編
◇出演
 番組MC 野村邦丸さん
 番組パーソナリティ 鈴木純子さん
 法律事務所ホームワン 中原俊明 代表弁護士